花粉とPM2.5と、時々黄砂の飛来
中国大陸からの偏西風に乗って飛来した黄砂が、九州から甲信地方にかけての広い範囲で観測され、今後は関東甲信から東北までの広い範囲で観測が予想されるとのこと。
- 花粉(かふん)とは、種子植物門の植物のおしべから出る粉状の細胞で、粒子径が数10µm程度のもの。毎年この時期の花粉症の原因となる「スギ花粉」の粒子径はおよそ 30 µm – 40 µmぐらいだそうです。
- 黄砂(こうさ)の粒子の大きさは、3µm – 5µm くらいで、日本に降ってくる多くの粒子径は 4µm程度のものが多い。これはタバコの煙の粒子の直径 (0.2 – 0.5µm)より大きく、人間の赤血球の直径(6 – 8µm)よりやや小さい程度だそうです。
- PM2.5(ぴーえむにーてんご:微小粒子状物質)とは、大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5µm以下のもの。粒径が非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
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